【あんぱん122回あらすじ】岩男の息子・和明が登場!アンパンマン誕生に秘められた戦争の記憶

第121回(9月15日・月曜)あらすじのおさらい
「アンパンマンの顔をした絵本」が完成し発売されますが、売れ行きは振るいませんでした。それでものぶ(今田美桜)は信じて、子どもたちに読み聞かせを続けます。一方、八木(妻夫木聡)は崇(北村匠海)に、自身の会社で出版している雑誌「詩とメルヘン」に掲載してはどうかと提案。大人向けということもあり「怪傑アンパンマン」として発表しますが、人気にはつながりません。そこへ、いせやくやのたくや(大森元貴)が「ミュージカルにしてみないか」と持ちかけ、新たな展開が動き始めます。
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第122回(9月16日・火曜)あらすじ
第25週「怪傑アンパンマン」。
たくやの提案を受け、「怪傑アンパンマン」のミュージカル制作が本格的にスタート。しかし、忙しい嵩(北村匠海)は打ち合わせに参加できず、のぶが代わりにアンパンマンへの思いを熱弁します。その姿に背中を押され、嵩は脚本執筆に取りかかります。
そんなある日、蘭子(河合優実)に呼び出されのぶと嵩が八木の会社に駆けつけると、そこに待っていたのは岩男の息子と名乗る 田川和明(新キャラクター)。八木も崇も顔が岩男にそっくりなので驚きます。和明には息子がいますが、どう接してよいかわからないと悩みを打ち明けます。その背景には、父・岩男(濱尾ノリタカ)の存在がありました。岩男の息子と名乗る 田川和明さんは岩男役を演じた(濱尾ノリタカ)さんが一人二役で演じています
岩男の最期と、息子・和明への問い
岩男(田川岩男)は、のぶや嵩の幼なじみで、かつては「いじめっ子」として登場した人物。やがて蘭子にひとめぼれし、求婚するも実らず、その後に戦争で中国に派遣されます。戦地で父となった岩男は、子どもリンを守ろうとして銃殺されるという悲劇的な最期を迎えました。崇はその最期を和明に伝えます。「なぜ父は、他人の子を庇って死ななければならなかったのか?」―和明の問いに、崇はこう答えました。
「それが戦争なんだよ」
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見どころ・注目点
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アンパンマン誕生の裏側 に「戦争で失われた命の物語」が深く結びついている点
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父を知らない和明と、その息子という「世代を超える父と子のテーマ」
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ミュージカル化という新展開と並行して描かれる「戦争の記憶」