朝ドラ「ばけばけ」松野ときと山根銀二郎の離婚理由は?史実との違いを徹底解説

2025年10月10日放送のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」第10回では、松野とき(髙石あかり)と山根銀二郎(寛一郎)の縁談がまとまり、松野家では牛乳で乾杯するシーンが登場しました。銀二郎はまげを落とし松野家の婿として迎え入れられ、二人の新しい生活が始まります。
松野ときのモデル小泉セツは最初の夫と離婚
史実をたどると、松野ときのモデルである小泉セツの最初の夫は前田為二(まえだ ためじ)といわれています。為二は因幡(現在の鳥取県)出身の士族の次男で、明治初期に松江へ移住。稲垣家(セツの養子先)の婿養子となりましたが、生活は貧しく、夫婦仲もすれ違いが続き明治23年(1890年)、セツが22歳のときに離婚。のちに彼女はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と出会い、再婚します。
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ドラマ「ばけばけ」で描かれる二人!再登場あり
ドラマの中では、結婚当初のときと銀二郎は仲むつまじく、朝に一緒に仕事へ出かけ、夜は銀二郎の怪談話に耳を傾ける穏やかな日々を送っていました。しかし、やがて松野家を襲う借金問題が二人の関係を揺るがせます。しかし銀二郎は第61回からまた再登場します。詳しくはこちらの記事で解説しています
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松野ときと山根銀二郎の離婚理由(ネタバレ有)
※ここからは、第11回以降の物語の内容が含まれます
銀二郎が婿入した松野家は父・司之助がうさぎ商売の失敗で家には借金がかさみ、取り立て屋の森山が頻繁に訪れるようになります。さらに、雨清水傅の織物工場が閉鎖となり、とき自身も職を失ってしまいました。
危機を感じた銀二郎は、荷物運びや彩色の内職に加え、夜は遊郭で客引きの仕事を掛け持ちするようになります。昼夜を問わず働き続ける銀二郎に、家族は「遊郭の客引きなど家の格を下げる仕事だ」と非難。勘右衛門は「恥を晒して得た金なぞ松野家にはいらん」と突き放します。
別れのきっかけとなった“出奔”の夜
深夜、仕事を終えた銀二郎はときを呼び出し、「どこか遠くの町で二人で暮らさないか」と提案します。しかし、ときはすぐに返事ができません。翌朝、銀二郎は手紙を残して出奔。驚いた勘右衛門は、家宝の刀や鎧を売って金を工面し、「この金で銀二郎を連れ戻せ」とときに命じます。
ときは10日間かけて東京へ向かい、銀二郎に再会しますが、しかし彼は「もうあの家には戻れない」と告げ、復縁を拒みます。
銀二郎が出奔先に東京を選んだ理由についてこちらで考察しています
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ばけばけ12月22日放送第13週から銀二郎再登場
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またこちらの記事では、ときが松江から東京までどの用に移動したか検証しました。
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二人が離婚に至った本当の理由とは?
ドラマ上では、二人とも互いを思いやりながらも、「家族を捨てられないとき」と「その思いを叶えられない銀二郎」という対立構造が描かれています。互いに愛情はあっても、時代や立場、家の重圧が二人を引き裂いたと考えられます。
史実のセツと為二も、経済的な苦境や家庭の不和によって離婚しており、この展開は史実を下敷きにしたリアルな人間ドラマといえます。さらに雨清水家のモデル小泉家の史実と比較すると面白いことがわかります。
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ヘブンとの運命の出会いへ――
そして、銀二郎との別れを経たときは、アメリカから来た新聞記者・レフカダ・ヘブン(小泉八雲)と運命的な出会いを果たします。彼との出会いが、彼女の人生を大きく変えていくことになります。
ドラマ「ばけばけ」では、史実を忠実になぞりながらも、登場人物たちの心の揺れを丁寧に描き出しており、創作と史実のバランスが絶妙です。今後の展開では、「別れた二人の再会」、そして「ヘブンとの愛の行方」にも注目です。
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タエが傅に渡した風呂敷(玉手箱)の中身は?
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※この記事は2025年10月10日放送回までの内容に基づいています。史実情報は文献・資料をもとに構成しています。